生きて下人になるか、食べれずに朽ちるのか
下人は、すばやく老婆の着物を剥はぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を死骸しがいの上に手荒く蹴り倒した。階段までは、わずかに五歩を数えるだけである。下人は老婆から剥はぎとった檜皮ひわだ色の着物をわきにかかえ、あっという間に夜の底へと急な階段を駆け下りた。
しばらく死んだように倒れていた老婆が死骸しがいの中から裸の体を起こしたのは、それから間もなくのことである。老婆は、つぶやくような、うめくような声を出しながら、まだ燃えている灯火ともしびの光をたよりに、階段のところまで這はって行った。そして、そこから短い白髪しらがをたらし、門の下を覗のぞきこんだ。外にあるのは、ただ、黒こく洞洞とうとうとした夜である。
下人の行方は、誰も知らない。
こんな小説読んだ記憶ありませんか?
なぜか雑多な事に想いを馳せてる時にこのフレーズを
思い出してしまいました。
貧困と飢餓
およそ飽食の現在では考えられない選択だけど、
選択するものが人としての尊厳なのか、命なのかって
選択なら少しはピンときますね……
武士は食わねど高楊枝
もしかして武士道に繋がるものかもしれないけど
こういう高潔さってもう死語なのかもしれない
youtu.
とりあえず、とくちゃんにタイトルの写真見せる
ためだけにコミュ書いてます
雑多な事はスルーお願いします🙇
でわでわ